2月1日
北に行く
北伐である
そう今日は
彼女のお姉さんに初めて会う日だ
30代らしい
ジェネレーションギャップを
どう乗り切るか
バスの中で考えていた
そして、
俺が中国語を話せない事を
思い出した
霞城セントラルより1.25倍強い
ビルについた
そこでお姉さんと集合し
香港料理を食べる手筈だ
アルコール消毒を吹きかけられながら
俺は入店した
香港料理を
食べた
お姉さんが
30分程遅刻して来た
戦国時代の阿部なら
切り捨てていたが
時は令和だ
お姉さんを一瞬見ただけで
吹きそうになった
それは彼女のお母さんと
似過ぎているからだ
親子だから仕方ないと思うが
親子の似ている状態にも
限度という物がある
それを追い越して来たんだ
ひっきりなしに
中国語と英語で会話してくる
俺が話せないのに
気付いていないのか
ひっきりなしという言葉を
人生で使うタイミングは無いと
感じていたが
まさか24歳で
ひっきりなしと使わせてくれた
彼女のお姉さんに
僕は感謝をしたい
しかも
Googleの機能で中国語を英語に
翻訳をして
俺に文章を見せてくる
いや
日本語に変換しろよ
読めねーよ
まーなんとなく
伝わる事ができた
彼女のお姉さんが
僕に言いたかった事は
「私はどんな事にも挑戦する事が好き」
知らねーよ
台北にあるお寺に行く事にした
そろそろコロナウィルスも
やばいと感じたか
人口の
100%が
マスクである
おみくじを挑戦する事にした
伝統的なやり方を教えてもらい
くじを引いた
彼女のお姉さんに内容を教えてもらった
彼女のお姉さんは占いが好きで
おみくじに書いてある言葉を
現代の言葉に変換できるらしい
流石長女である
一言目に
「死を意味します」
と言われた
ちょっとまて
おい
いや中吉って書いてるし
年始の占い
山羊座o型1位なんですけど
綺麗な瞳で姉は英語を口にしている
おみくじを破り捨て
台北にある
象山という
象さんだ!と言ったら
殺されそうな
山でハイキングをする事にした
2度心肺停止になりながらも
登り切った
階段が急すぎる
綺麗な景色である
もしかしたら
景色を綺麗と思える
自分の心が
綺麗なのかもしれない
彼女のいとこの友達が合流した
どういう友達だよと思ったが
まあいい
ただ
34歳だと思ったら26歳だった
台北にある韓国チキン屋に行った
韓国のチキンが美味しい過ぎるために
我慢できなかったが
無事にあまり美味しくなかった
その後お洒落なバーで
優雅に赤ワインを嗜んだ
1日はどうあがいても
終わるもんだ